脳損傷のスズキさん、今日も全滅
高次脳機能障害の著者がどのように生きて、どのように考えているか。
また、高次脳機能障害がどのような障碍なのかがわかる本。
わたしがコロナ後遺症と思われる症状の中に、
高次脳機能障害の症状と共通する部分があるかどうか。
「作業記憶の低下」
これがいちばん共通していると思われる症状。
考えていた道筋が、スポンと全て抜け落ちて、
何を考えていたのかもわからなくなる。
単に、記憶力が低くなるというのとは違う症状。
著者は、メモを取ればよいと言われるが、メモが追い付かないのだから…と書いている。
わたしの場合は、そこまで脳の処理速度が遅くないので、メモができるので助かっている。
わたしは、ずっと以前から、メモを脳の機能の一部として使う習慣があるので、
ほんとに助かってるなと思う。
メモを見れば、考えの流れを再構築できるので、不自由することはあまりない。
そもそも、わたしの場合、コロナ後遺症との関連性もよくわかっていないが、
この本に書いてあることは、ひとつの指針として
役立つと感じている。