「慢性疲労症候群 ポスト・エイズの主役」ニーヤ・オストローム
1992年9月出版
古い本なので、まだ慢性疲労症候群が知られていない時代に、
いろんな情報を集めたり、考えたりして書かれている本。
原因や、治療法などに言及しても、いまいちキレがよくない。
ウイルスが原因であることは間違いないといいつつ、
どんなウイルスかはよくわからない、とか、
治療に〇〇を用いたら、患者たちの多くに効果があった、とか。
ただ、原因究明や、治療法の確立は、そのような情報の積み重ねだと思う。
アンテナに引っかかった治療法を試してみたり、
自分の経験から、原因にピンときたりすることもある。