睡眠こそ最強の解決策である – マシュー・ウォーカー著
睡眠についての最強の本
この本は、睡眠を正しく取ることによる、ありとあらゆる効能と、
睡眠を正しく取らなかったときのリスクが書かれている。
コロナ後遺症的には、免疫力についての項目が、とても参考になる。(第8章)
睡眠不足で、免疫力が激減する
4時間睡眠のグループと、7.5~8時間睡眠グループで、
インフルエンザワクチンに効果があったかの実験。
7.5~8時間睡眠グループは、力強い抗体反応を示し、
4時間睡眠のグループは、抗体反応が弱弱しく、たっぷり眠っている人に比べて、50%の免疫反応しか示さなかった。
とのこと。
ショートスリーパーだった私が、変わってしまった理由
わたしは元々ショートスリーパーで、4.5時間の睡眠で、問題なく生活できていた。
しかし、2023年4月以来、長く眠らないと、身体がもたなくなった。
原因は不明だが、根本的な体調の不具合が引き起こす問題か、あるいは、高血圧になって、くすりを飲むようになった副作用ではないかと最初は思ったものでした。
しかし、「睡眠こそ最強の解決策である」を読んで、この考え方は変わった。
身体が、免疫力を必要としていたため、睡眠を長くとることによって、自己防衛に向かっていたのではないかと思ったのです。
人間の身体って、ほんとによくできている、ということはいつも思っていたし、そう考えると睡眠時間が長くなったことが納得できたのです。